備蓄は何日分必要?最低3日・推奨7日(1週間)の目安と品目リスト
結論:家庭の防災備蓄は最低3日分、推奨は7日分(1週間分)です。これは中央防災会議の防災基本計画(令和8年7月)の「最低3日間、推奨1週間」という考え方で、内閣府・農林水産省・首相官邸のページも同じ目安を示しています。(出典:防災基本計画、内閣府、農林水産省、首相官邸/確認日 2026-10-28)
⚠ 防災庁は2026年11月2日に発足予定と報じられています。発足後に国の案内や目安が更新される可能性があるため、11月2日以降は各出典の最新情報もあわせてご確認ください(当サイトも順次再確認します)。
なぜ「最低3日・推奨7日」なのか
農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」は、理由として次の点を挙げています。(出典:農林水産省/確認日 2026-10-28)
- 過去の災害では、発生からライフライン(電気・水道・ガス)の復旧まで1週間以上かかるケースが多い。
- 災害支援物資が3日以上届かないことがある。
- 物流が止まり、1週間はスーパーやコンビニで食品が手に入らないことが想定される。
同ガイドは、ハザードマップなどで地域の状況を確認し、2週間分など多めに備えることも大切としています。首相官邸のページでも、飲料水などは3日分を基本としつつ「大規模災害発生時には1週間分の備蓄が望ましい」とされています。(出典:首相官邸/確認日 2026-10-28)
3日分と7日分の違い(1人あたり)
同じ計算式で、1人分の3日分と7日分を並べました。家族の分は人数を掛けてください。
| 品目 | 3日分 | 7日分 | 計算(7日分) | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 飲料水 | 9L | 21L 2Lペットボトル約11本 | 1人1日3L × 1人 × 7日 | 内閣府、首相官邸 |
| 食料(主食・おかず) | 9食分 | 21食分 | 1人1日3食 × 1人 × 7日 | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料)、農林水産省 |
| 携帯トイレ・簡易トイレ | 15回分 | 35回分 | 1人1日5回 × 1人 × 7日 | 内閣府(経済産業省推奨) |
| トイレットペーパー | 1巻 | 2巻 | 1人1日0.18巻 × 1人 × 7日(切り上げ) | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料) |
| カセットボンベ | 3本 | 6本 | 1人1週間あたり約6本 × 1人 × 7/7週(切り上げ) | 農林水産省 |
| カセットコンロ | 1台〜 | 1台〜 | 数量の公的目安なし(目安) | 内閣府 |
| マスク | 3枚以上 | 7枚以上 | 1人1日1枚以上 × 1人 × 7日 | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料) |
| 生理用品 | 約13枚 | 約31枚 | 出典の値は1人1日あたり平均4.29枚(全員の平均値)。必要な方の人数で調整してください | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料) |
| 毛布・ブランケット・保温シート | 2枚 | 2枚 | 1人2枚 × 1人(期間によらず) | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料) |
| ウェットティッシュ・アルコール消毒液 | 適量 | 適量 | 水が使えない想定で適量 | 中央防災会議幹事会の計画(新潟県資料) |
| 懐中電灯・ラジオ・乾電池 | 家族分(目安) | 家族分(目安) | 品目は公的資料に記載。数量の公的目安はありません | 防災基本計画 |
| 救急箱・常備薬 | 家族分(目安) | 家族分(目安) | 品目は公的資料に記載。数量の公的目安はありません | 防災基本計画 |
何を備蓄する?公的資料にある品目
防災基本計画は、家庭での備蓄として食料・飲料水・携帯トイレ・簡易トイレ・トイレットペーパー等を、非常持出品として救急箱・懐中電灯・ラジオ・乾電池等を挙げています。(出典:防災基本計画/確認日 2026-10-28) 内閣府のチェックページではカセットコンロも挙げられています。(出典:内閣府/確認日 2026-10-28)
見落としやすい備え
- トイレ:断水などで家の水洗トイレが使えなくなることがあります。携帯トイレの備蓄量(1人1週間35回分)を確認しましょう。(出典:内閣府(経済産業省推奨)/確認日 2026-10-28)
- 生活用水:飲料水とは別に、トイレを流すなどの生活用水も必要です(水の備蓄量)。(出典:首相官邸/確認日 2026-10-28)
- 熱源:カセットボンベは1人1週間約6本。使用期限の目安はボンベ約7年、コンロ約10年です。(出典:農林水産省/確認日 2026-10-28)
- 乳児・ペット:ミルク・おむつ、ペットフードなどは計算ツールで人数・頭数を入れると追加されます。
無理なく続けるコツ
首相官邸のページでは、防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ普段の生活で使っている食品等を備えることが勧められています。(出典:首相官邸/確認日 2026-10-28) 普段使うものを少し多めに買い置きし、使った分を買い足すと、期限切れを防ぎながら備蓄を保てます。
よくある質問
防災備蓄は何日分あればいいですか?
防災基本計画(令和8年7月)では「最低3日間、推奨1週間」とされています。農林水産省は、地域の状況に応じて2週間分など多めに備えることも大切としています。
なぜ最低3日・できれば1週間なのですか?
農林水産省の食品ストックガイドによると、過去の災害ではライフライン復旧まで1週間以上かかるケースが多く、支援物資が3日以上届かないことや、1週間はスーパーやコンビニで食品が手に入らないことが想定されるためです。
1人7日分だと何をどれだけ用意しますか?
公的資料の目安では、飲料水21L、食料21食分、携帯トイレ35回分、カセットボンベ約6本、トイレットペーパー約1.26巻(当サイトでは切り上げて2巻)、マスク7枚以上などです。